ジム・キャリー映画という薬 (5月病とひとりの連休を過ごす人に贈る)

後ろ向きなこの時期の気持ちを変えてくれる、ジム・キャリーの映画を紹介。 全てAmazon prime videoから観ることのできる作品です。

『マン・オン・ザ・ムーン』(Man on the Moon)

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実在した伝説のコメディアン、アンディ・カウフマンジム・キャリーが虚構と現実の境目が曖昧になるほど感情移入して演じた伝記映画。 エンターテイメントを追求するあまり誰にも理解されずに孤立しながらも、なお最高のショーを続ける男の物語。 グレードギャッツビーを丸々朗読するだけのショーをしたり、女性を相手にプロレスをしたり、テレビで差別用語を連発したり、だんだん客もついていけなくなる。 罵倒され、厄介者扱いされ、嫌われるが、結局は誰も本物のスターである彼を無視することはできない。死までエンターテイメントに変えるコメディアンの一生を見れば前向きな気持ちになれるはず。

イエスマン “YES”は人生のパスワード』(Yes Man)

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妻に振られ、銀行員を続けるも、プライベートでも仕事でも「NO」と言いあらゆることを断る生活を送っていたカールが、自己啓発セミナーに通い、あらゆることに「YES」と答えだすことで人生が変わっていくストーリー。このあらすじで90%は想像しうる展開の映画だけど、 「YES」によって出会い、2人で子供のように遊びまくることになる、ズーイー・デシャネル「この世は遊び場、子供の頃は知ってたのに皆忘れちゃう」という一連のシーンが予想できないほど強烈に良い。 「やってみる」ことで何かが変わるという単純なことがはっきりと刺さる映画。

トゥルーマン・ショー』(The Truman Show)

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親権をテレビ局に買われ、無自覚のままリアリティショーとしてその一生をセットの中で、友人、家族、恋人役の俳優たちと過ごし、その様子を世界中に配信され続けてきた男の数年を描く映画。 予想をはるかに超えるハードなSFなうえ、映画を見ている人も『トゥルーマン・ショー』の視聴者になるなど複雑な設定の脚本だが、丁寧な演出とジム・キャリーの演技でウェルメイドな感動映画になっている。自分の環境を認識し、運命を変えようとする人間の探究心が見られる。

エターナル・サンシャイン

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もし気が滅入っている時期だったり、恋人がいなくて寂しい時間を過ごしているなら、この映画は絶対に見ない方が良い。 失った時間や思い出は二度と戻らないし、その美しさには失わないと気付けないことを分からせてくれる映画。

『マスク』

犬がかわいい